襖を使った創作和風家具 fuscoma(ふすこま) 和風のテレビ台やリビングに

  ★コンテンツデータベースから登録  ★2017/06/27 当社オリジナル家具「fuscoma.」がOMTENASHI SELECTION 2017を受賞しました   ★2016/01/28 当社のオリジナル家具「fuscoma」がウッドデザイン賞2015を受賞しました   ★2015/07/07 fuscoma専用ページ 公開いたしました。   ★2015/06/23 東京 デザイン製品展 DESIGN TOKYO 出展いたします
fuscoma デザインの背景ととりくみ






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■2017/06/27
当社オリジナル家具「fuscoma.」がOMTENASHI SELECTION 2017を受賞しました

■2016/01/28
当社のオリジナル家具「fuscoma」がウッドデザイン賞2015を受賞しました

■2015/07/07
fuscoma専用ページ 公開いたしました。

■2015/06/23
東京 デザイン製品展 DESIGN TOKYO 出展いたします




about fuscoma
about fuscoma
 
和室離れが進み、襖工事の需要が少なくなって行くなか、前職である建築デザインの仕事をいかした新しい方向性を模索する。


建築デザインと、伝統技術継承から生まれたこのデザインは、「襖」自体の表現力と実用性による「襖」の発展形である。


縁に機能をもたせるコンセプトや、取手の納まる窪みに採用した襖の引手の技法である「塵落とし」など、発想と流用を柔軟にとりいれた。襖そのものが、平面構成・色彩構成であり、日本の和紙文化がこの製品に新しさのあるあたたかいオリジナリティを与えている。



表具師である自分は、斜陽産業であるこの業界の仕組みを変えたかった。受身の仕事から発信の仕事への転換が、この製品開発のモチベーションである。
「和」がブームであると言われて久しいが、実際この業界にその動きは感じられない。自ら発信していく何かが足りないという結論に至る。


飛騨家具の木工技術と世界文化遺産に認定された和紙の文化を、襖をもとに融合したこの製品は、私の一つ目の答えであり、この業界の活路のひとつである。
 
襖から新製品の開発を考えると、多くはその本体部分である表面材の襖紙や骨にあたる芯材部分に注目してしまう。実際、襖紙や芯材に防汚性や防音・断熱性などの性能をアップさせた製品が存在する。


この部分の開発は、襖の性能を上げることにはなるが、襖自体の需要が減少傾向にある今、その業界内での占有率を上げることにしかならない。襖の性能を上げるのではなく、今までにない機能を持たせた新襖製品の開発によって、新たな業界の需要の創出がコンセプトになる。


襖紙や芯材ではなく、襖の縁(フチ)といわれる木枠部分に機能を負荷することを開発の主眼とした。

当製品はその機構状、躯体に敷居鴨居を装備する。よって、建築の付属としての「襖」を独立させ、あらゆる空間に「襖」を配置することが可能となる。


襖文化のない海外にも積極的に「襖→和紙→日本文化」をアピールすることが可能。そのシンプルで汎用性のあるデザインは、和洋を問わず、空間に馴染み、また引き立たせることができる。





fuscoma designer / 経師  

黒羽 雄二


I969年、神奈川県相模原市に生まれる
表具師であった父の仕事を肌で感じながら幼少期を過ごす。
東京テクニカルカレッジにてインテリアデザインに初めて触れる。
卒業制作で白石記念賞を受賞。
卒業後、都内建築デザイン事務所でデザインの考え方の基本を学ぶ。
その後、店舗デザイン、構造設計などの事務所を経て、実家である㈲黒羽表具店を継ぐ。
襖工事業、内装工事業を営んでいた同社にて、インテリアのデザイン事務所を併設しデザインから一貫した内装工事の受注を始める。
2015年、収納機能付襖「fuscoma」を発表。

fuscoma(ふすこま) 襖を使った和風創作家具
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Tel:042-707-7320/ Fax:042-756-5789
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